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帯状疱疹ワクチンの費用と仙台市の助成|対象年齢と2種類の違い(2026年度)

健康コラム

「帯状疱疹のワクチン、仙台市の助成で安く受けられるって聞いたけど、自分は対象?」
「ワクチンが2種類あるみたいだけど、何がちがうの?」
「費用はいくらかかるの?」

こんにちは。あすと長町はんだクリニックです。

帯状疱疹ワクチンは、2025年4月から国の定期接種になりました。この記事では、2026年度(令和8年度)に仙台市の助成を受けられる人と自己負担額、そして2種類のワクチン(生ワクチン・組換えワクチン)の違いを、厚生労働省と仙台市の公式情報をもとに分かりやすくまとめました。

🦠 帯状疱疹とワクチンの基本

帯状疱疹は、子どものころにかかった水ぼうそうのウイルスが体の神経の中にひそみ続け、年齢を重ねたり疲れがたまったりして免疫が弱まったときに、再び暴れ出して起こる病気です。体の左右どちらかに、帯のように痛みをともなう水ぶくれが出るのが特徴です。

厚生労働省によると、帯状疱疹は70歳代で発症する人が最も多くなっています。また、皮膚が治ったあとも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」という合併症があり、日常生活に支障が出ることもあります。

ワクチンには、帯状疱疹になるのを防いだり、帯状疱疹後神経痛を減らしたりする効果が期待できます。

💉 2種類のワクチンのちがい

帯状疱疹ワクチンには、生ワクチンと組換えワクチン(不活化ワクチン。商品名「シングリックス」)の2種類があります。定期接種では、どちらか1種類を選んで接種します。

項目生ワクチン組換えワクチン(シングリックス)
接種回数1回(皮下注射)2回(筋肉注射、2か月以上あけて)
予防効果
(接種後1年)
6割程度9割以上
予防効果
(接種後5年)
4割程度9割程度
予防効果
(接種後10年)
―7割程度
主な副反応打った場所の赤み(30%以上)、かゆみ・熱っぽさ・はれ・痛み・しこり(10%以上)打った場所の痛み(70%以上)、赤み・筋肉痛・疲れ(30%以上)、頭痛・はれ・寒気・発熱・おなかの症状(10%以上)
受けられない人病気や治療で免疫が低下している人―(成分で強いアレルギーを起こしたことがある人は、どちらも受けられません)

予防効果と副反応の数字は、厚生労働省の公式ページによるものです。組換えワクチンは効果が長く続くことが期待できる一方、腕の痛みなどの副反応が出やすく、2回の接種が必要です。副反応の多くは数日でおさまります。

選ぶときのポイント

  • 費用をおさえたい、1回で済ませたい → 生ワクチン
  • 効果の続く期間を重視したい → 組換えワクチン
  • 病気や治療で免疫が弱まっている → 生ワクチンは受けられないため、組換えワクチンを検討

持病や飲んでいるお薬によって向き・不向きがあります。迷ったら医師にご相談ください。

🏙 仙台市の定期接種|2026年度の対象者

2026年度(2026年4月1日〜2027年3月31日)に仙台市の定期接種を受けられるのは、仙台市にお住まいで、次の生年月日の方です。2025年度から2029年度までの5年間は、65歳に加えて5歳きざみの年齢の方も対象になる経過措置がとられています。

年度内に迎える年齢生年月日
65歳昭和36年4月2日〜昭和37年4月1日
70歳昭和31年4月2日〜昭和32年4月1日
75歳昭和26年4月2日〜昭和27年4月1日
80歳昭和21年4月2日〜昭和22年4月1日
85歳昭和16年4月2日〜昭和17年4月1日
90歳昭和11年4月2日〜昭和12年4月1日
95歳昭和6年4月2日〜昭和7年4月1日
100歳大正15年4月2日〜昭和2年4月1日
  • このほか、60〜64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い障害がある方(身体障害者手帳1級相当)も対象です
  • 100歳以上の方全員が対象だったのは2025年度だけです。2026年度は、年度内に100歳になる方が対象です
  • これまでに帯状疱疹にかかったことがある方も対象です
  • 組換えワクチンの1回目だけを任意接種(自費)で受けている場合は、残りの1回を定期接種として受けられます
  • 対象の方には、2026年5月上旬に仙台市から案内ハガキが送られています。手元にない場合でも接種できます

💴 費用|仙台市の自己負担額(2026年度)

ワクチン自己負担額
生ワクチン5,000円(1回)
組換えワクチン22,000円(1回あたり11,000円×2回)
無料になる方市民税非課税世帯・生活保護世帯の方、中国残留邦人等支援給付制度の受給者の方
(介護保険料決定通知書、生活保護費支給票などの確認書類が必要です)

組換えワクチンは「1月中に1回目」が目安

定期接種の期間は2027年3月31日までです。組換えワクチンは2か月以上あけて2回打つため、年度内に2回を終えるには、遅くとも2027年1月中に1回目を受ける必要があります。2027年4月以降に2回目を受けると任意接種となり、全額自己負担になります。

定期接種の対象外の方(50〜64歳など)は?

生ワクチンも組換えワクチンも、50歳以上の方は任意接種として受けることができます。ただし、2026年10月時点で、仙台市の公式ページには、定期接種の対象にならない方への市独自の助成は掲載されていません。そのため、費用は全額自己負担になります。

⚠️ 接種後の様子と受診の目安

状態こんなとき
様子を見てよい打った場所の痛み・赤み・はれ、だるさ、微熱、筋肉痛などが数日でおさまっていく
早めに受診はれや痛みが広がって強くなる、高い熱が続く、手足に力が入りにくい・しびれが広がる
すぐに救急(119番)接種後まもなく息苦しい、ゼーゼーする、唇やまぶたがはれる、全身にじんましんが出る、めまいがして立っていられない、意識がぼんやりする

強いアレルギー反応(アナフィラキシー)はまれですが、どちらのワクチンでも重い副反応として報告されています。接種後しばらくは院内やすぐに連絡がとれる場所で様子を見てください。

🏥 当院での接種について

当院は、仙台市の高齢者帯状疱疹予防接種(定期接種)の登録医療機関です。定期接種の対象の方は、上の表の自己負担額で接種を受けられます。来院の際は、マイナンバーカードなど住所と年齢が確認できるものをお持ちください(無料の対象となる方は確認書類もお持ちください)。

定期接種の対象外の方の任意接種や、最新の受付状況については、予防接種のページとお知らせをご覧ください。

✅ まとめ

  • 2026年度の仙台市の定期接種は、65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方などが対象(帯状疱疹にかかったことがある方も対象)
  • 自己負担は生ワクチン5,000円、組換えワクチン22,000円(11,000円×2回)。非課税世帯などは無料
  • 生ワクチンは1回、組換えワクチンは2回。組換えワクチンは効果が長く続くことが期待できる一方、腕の痛みなどの副反応が出やすい
  • 組換えワクチンを定期接種で受けるなら、2027年1月中に1回目を
  • 定期接種の対象外の50歳以上の方は、任意接種(全額自己負担)で受けられます

インフルエンザの予防接種の時期や、仙台市の高齢者インフルエンザ定期接種についてはインフルエンザ予防接種はいつ受ける?|フルミストという選択肢(2026年)でまとめています。あわせてご覧ください。

あすと長町はんだクリニックでは予防接種で、帯状疱疹ワクチンの種類選びや接種時期のご相談を承っています。持病やお薬について気になることは内科・総合内科でもご相談いただけます。日曜日も診療しております。

■ 仙台市太白区・名取市周辺で、受診を考えている方へ

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日曜日の診療は第1・3・5日曜(9時〜15時)です。長町駅・長町一丁目駅から徒歩5分、駐車場は65台分あります。

    本日の診療時間 10月16日(金)
    午前診療(受付時間)
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