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インフルエンザ予防接種はいつ受ける?|フルミストという選択肢(2026年)

健康コラム

「インフルエンザの予防接種、いつごろ受けるのがいいの?」
「子どもは2回って聞いたけど、間かくはどれくらい?」
「鼻にスプレーするワクチンがあるって本当?」

こんにちは。あすと長町はんだクリニックです。

この記事では、2026/27シーズンのインフルエンザ予防接種を受ける時期の目安、子どもの2回接種、鼻から入れるワクチン「フルミスト」の特徴と注意点、そして仙台市の高齢者向け定期接種の内容をまとめました。ワクチンは打ってすぐには効かないので、流行が始まる前、10〜11月のうちに受けておくのがおすすめです。

📅 予防接種はいつ受ける?時期の目安

インフルエンザのワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、効果はおよそ5か月続くとされています(厚生労働省 インフルエンザQ&A)。厚生労働省は、12月中旬までに接種を終えることが望ましいとしています。

今シーズンは、流行の立ち上がりが例年より早い兆しがあります。予約や体調の都合も考えて、早めに予定を立てておきましょう。

  • おすすめの時期:流行が始まる前の10〜11月
  • 効果が出るまで:接種から約2週間
  • 効果の続く期間:およそ5か月が目安
  • ワクチンは毎シーズンその年の流行に合わせて作られるため、毎年の接種が必要です

ワクチンには、かかりにくくする効果が一定程度あり、なによりも重症化を防ぐ効果が期待できます。ただし、打てばかからないというものではないので、手洗いや換気などの対策も続けましょう。

👧 13歳未満の子どもは2回接種

注射のワクチンは、13歳未満の子どもは2回、13歳以上は原則1回の接種です。2回接種する場合は、2〜4週間の間かくをあけます(ワクチンの添付文書による)。

年齢注射ワクチンの回数
生後6か月〜3歳未満2回(2〜4週間あけて)
3歳〜13歳未満2回(2〜4週間あけて)
13歳以上原則1回

2回目まで12月中旬に終えるには、1回目を10月〜11月上旬に受けておくと予定が立てやすくなります。

👃 鼻から入れるワクチン「フルミスト」という選択肢

フルミストは、注射ではなく鼻の中にスプレーするインフルエンザワクチンです。ウイルスの力を弱めた「生ワクチン」で、鼻やのどの粘膜で守る力をつけることが期待できます。

フルミストのポイント

  • 対象:2歳以上19歳未満(2〜18歳)
  • 回数:年齢にかかわらず1回(左右の鼻に1回ずつスプレー)
  • 針を使わないので、注射の痛みがありません
  • 13歳未満でも1回で済むため、通院の回数を減らせます

フルミストを受けられない人

生ワクチンのため、次にあてはまる人は接種できません(添付文書による)。

  • はっきりした発熱がある人、重い急性の病気にかかっている人
  • このワクチンの成分で、強いアレルギー(アナフィラキシー)を起こしたことがある人
  • 免疫のはたらきに異常がある病気の人や、免疫をおさえる治療を受けている人
  • 妊娠している人

注意が必要な人

  • 重い喘息がある人、ゼーゼー・ヒューヒュー(喘鳴)がある人は、接種してよいか医師と相談が必要です。喘息がある場合は、注射のワクチンをおすすめすることがあります
  • アスピリンなど「サリチル酸系」の薬を飲んでいる場合は、ライ症候群(まれな脳や肝臓の病気)が起こるおそれがあるため、接種前にお知らせください
  • 接種後1〜2週間は、鼻からワクチンのウイルスが出ることがあります。この間は、重い免疫不全の方との密接な接触をできるだけ避けてください

💉 副反応について知っておきたいこと

どちらのワクチンも、多くの副反応は軽く、数日でおさまります。

ワクチン主な副反応
注射のワクチン打った場所の赤み・はれ・痛みが10〜20%の人に、発熱・頭痛・寒気・だるさが5〜10%の人にみられ、通常2〜3日で治まります
フルミスト鼻水・鼻づまりが最も多く、臨床試験では約6割の人にみられました。ほかに、せき、のどの痛み、頭痛などがあります

接種後に気をつけたいサイン

状態こんなとき
様子を見てよい打った場所の軽い赤み・はれ・痛み、軽い鼻水や鼻づまり、微熱で、元気や食欲がある
早めに受診はれが大きく広がる、高い熱が2日以上続く、ぐったりして水分がとれない
すぐに救急(119番)接種後まもなく息苦しい、ゼーゼーする、唇やまぶたがはれる、全身にじんましんが出る、顔色が悪くぐったりする、意識がぼんやりする、けいれんする

強いアレルギー反応は、多くが接種後30分以内に起こります。接種後しばらくは院内やすぐに連絡がとれる場所で様子を見てください。

🏙 仙台市の高齢者インフルエンザ定期接種(2026年度)

仙台市では、65歳以上の方などを対象に、費用の一部を市が負担する定期接種を行っています。2026年度(令和8年度)の内容は次のとおりです(仙台市公式ページより)。

項目内容
対象接種日に65歳以上の方
60〜64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い障害がある方(身体障害者手帳1級相当)
期間2026年10月1日(木)〜2027年1月31日(日)
※2026年9月15日以降の接種も助成の対象
自己負担額1,500円(1シーズン1回のみ)
無料になる方市民税非課税世帯・生活保護世帯の方、中国残留邦人等支援給付制度の受給者の方(確認できる書類が必要)
持ち物健康保険証、マイナンバーカードなどの本人確認書類

当院は、仙台市の高齢者インフルエンザ予防接種の登録医療機関です。対象の方や必要書類の詳しい条件は、仙台市「高齢者インフルエンザの予防接種について」もご確認ください。

🏥 当院での接種について(2026年度)

当院では10月1日からインフルエンザの予防接種を行っています。今シーズンも、注射のワクチンに加えてフルミストをお選びいただけます。

ワクチン通常の診療日日曜日
注射のワクチン4,400円/回
(13歳未満は2回接種)
5,000円/回
フルミスト(2〜18歳)8,000円8,800円
  • WEB予診票は、接種日の前日または当日にご回答ください
  • 高校生以下の方は、原則として保護者の方と一緒にお越しください(高校生は、予診票に保護者の方の署名があればお一人でも接種できます)

最新の情報はお知らせと予防接種のページでご確認ください。

✅ まとめ

  • 効果が出るまで約2週間。流行前の10〜11月に受け、12月中旬までに終えるのが目安
  • 注射のワクチンは13歳未満は2回(2〜4週間あけて)
  • フルミストは2〜18歳・1回で済む鼻のワクチン。免疫が低下している人や妊娠中の人は受けられず、重い喘息の人は相談が必要
  • 仙台市の高齢者定期接種は自己負担1,500円、期間は2027年1月31日まで(2026年度)
  • 接種後に息苦しさやじんましん、唇のはれが出たら、すぐに救急へ

今シーズンのインフルエンザの流行の動きについては、今年のインフルエンザは早い|流行の兆しと、いま知っておきたいことで詳しくお伝えしています。のどの痛みが気になる方はのどの痛みの記事もあわせてご覧ください。

あすと長町はんだクリニックでは予防接種で、大人もお子さまもインフルエンザワクチンのご相談を承っています。お子さまの体調や接種については小児科でもご相談いただけます。発熱を伴う場合は発熱外来をご利用ください。日曜日も診療しております。

■ 仙台市太白区・名取市周辺で、受診を考えている方へ

すべての診察は予約制です。発熱やかぜ症状がある方は、Web予約からお願いします。
日曜日の診療は第1・3・5日曜(9時〜15時)です。長町駅・長町一丁目駅から徒歩5分、駐車場は65台分あります。

    本日の診療時間 10月16日(金)
    午前診療(受付時間)
    9:00 - 12:30